温かさをキープする 服装のポイント!

冬はもちろん、夏でも着方とアイテムで体の中を冷やさないことが大切!
温かさをキープするポイントをチェック!


意識して温める体の部位はココ

1、首の後ろ、肩甲骨の間
熱を産出する褐色脂肪細胞が集まっているので、タートルネックやマフラー、ショール、ベストなどのアイテムでしっかり保温
2、腹部(前面背・背面)
消化機能のアップ以外に便秘や下痢症状にも効果的。腹巻きならば腹部全体をしっかり温められ、冷えが大敵の腎臓を守ることも可能。
3、腰部、太もも
冷えとり美人を目指すなら、薄いパンツ1枚はNG。昔懐かしい太ももまで覆う毛糸のパンツやレギンスなどの重ね履きで腰部と太ももを温めよう。これならスカートでも安心です。
4、足首、足先
レッグウォーマーなどを足首を温め、足先への血流を促進。足の指を1本ずつ包む5本指靴下に普通の靴下の2枚重ねが理想的。足首に跡が残るようなきつめのものは避けよう

 

重ね着、重ね履きがコツ
日本には昔から「頭寒足熱」としう健康法があります。文字通り、頭を冷やして足を温めるというもの。足裏には各内臓器官を刺激するツボがあり、足を温めることで、冷えや食べ過ぎなどによる毒をを出しやすくするのです。
靴下を2枚重ね履きしたうえにレギンス、スパッツ、レッグウォーマーなどで足先・足元・太ももを重点的に温めると体全体が温まります。とくに足先が冷える人には5本指靴下がおすすめです。足の指を1本ずつ包んで付け根にあるツボを刺激することで、血流が改善されます。
寒くなったら、ダウンジャケットとタートルネックセーターなど厚手のものを重ね着するよりも、薄手のゆったりしたデザインのものを重ね着する方が温かくなります。服と服の間に空気の層ができて、冷気を遮断してくれます。
下着も同様に、夏でもブラジャーの上にいきなりアウターを身につけるのではなく、キャミソールやタンクトップなど肌着を1枚多く着てみてください。体の冷え方が違うのが分かります。冷房などで体を冷やしすぎる夏こそ、服装に気をつけましょう。

 

止めておきたい ファッション

NGファッション
・露出度が高い
タンクトップやノースリープ、ミニスカートに生足。夏になると露出度の高いファッションをしていませんか。冷房が当たり前の夏の暮らしと露出ファッションが実は冷えをとれにくくしているのです。
・補正下着
体のシルエットを細く見せるための補正下着は血行を妨げ冷えが悪化します。ガードルは一見よさそうですが、やはり締めつけが強いのであまりお勧めできません。
・ハイヒール
足先がタイトなデザインの靴は血の巡りが悪くなります。触ってみると驚くほど足先が冷たくなっていませんか。足の指が動かせるデザインをなるべく選んでください。

 

 

一年中腹巻きで冷えを撃退
季節を問わずに心がけたいのは、お腹を冷やさないことです。肌着を1枚多く身につけるほか体を温めるのに欠かせないアイテムが腹巻きです。腹巻きで腹部を温めることによって、腎臓をはじめさまざまな臓器の働きが活発になり、消火や排泄機能がアップします。不要な水分が排泄されず体にさまざまな害をもたらす水毒が改善されます。むくみがとれ、全身がスッキリします。
また、腹部には血管もたくさん集まっているので、血行がよくなると体全体が温まり、冷えが原因の腰痛や生理痛、肩こりなどの痛みも解消されます。体温が上がって代謝機能が上がれば脂肪が燃えやすい体になり、無理なく自然と痩せやすい体質に改善。腹巻きアイテム1つで一石二鳥どころか、一石三鳥、四鳥の効果が期待できるのです。
冷えとり対策としては、一年中身につけることをおすすめします。昨今はシルエットに響きにくい薄手素材やかわいい色柄タイプも市販されておりとてもファッショナブルに進化しています。夏も腹巻きでお腹を温め、万全の備えをしましょう。

 

 

普段の服装 温めポイント

温め場所のポイント
血流の要所すぁる足首や首回りに手首など「首」の字がつくところ。これらの部位を温めれば末端まで血が巡る。
素材ポイント
出来るだけ天然素材100%のものを選びましょう。肌に直接触れる下着や靴下などは必ずそうしたいところです。
コーディネートポイント
着脱で温度調節ができることを基本に、レイヤードファッションがおすすめです。ストールやマフラーなどを要所要所に活用しましょう。

 

 

着脱できるアイテムえ温度調節を!
体を温める部位は足首や手首に首回りまど「首」のじがつくところ。これらの部位は血流の要所であり、経穴=ツボがあるのです。体が冷えていると感じたら、これらの部位をカイロや湿布布などで温めると、足先や指先まで血液がいきわたります。夏でも、夏用素材のストールや靴下で、首や足首ををガードするといいでしょう。
日中の服装は着脱しやすく温度調節がしやすいアイテム、ジャケットやカーディガン、ベストなど重ね着がおすすめです。重ね着、重ね履きは、@ゆったりしたデザインのものを重ね着するAブラジャー以外にもう一枚下着を着用するB小さすぎるサイズや体を締めつけるものは避ける、などこの3点を意識して服を選びましょう。スカートでも靴下を2枚重ね履きしてスパッツやレギンスを組み合わせれば、冷えとりファッションになります。

 

 

押さえておきたい「外出時のポイント!」
・マスク、あるいはマフラーやネックウォーマーなどは衣服1枚分に匹敵する温め効果があります
・雪や風が強い日は、ニット帽以外にもイヤーマフラーなどで耳を覆うといいでしょう
・なるべく足先を締めつけない靴を選びましょう。たとえばサボや大きめサイズのブーツ、トレッキングシューズなどです
・夏でも温度調節がしやすい大判ストールやマフラー、アルイハカーディガンを常に持ち歩くことを忘れずに。

寝るときの 温めポイント

・温めグッズのポイント
足元に湯たんぽを入れて。湯を入れるタイプのほか電子レンジで温めるタイプなどもあります
・素材ポイント
天然素材がおすすめ。夏は錦や麻など吸水・発汗性の高いものを使用しましょう。冬は触感のいい起毛タイプなどがいいでしょう。
・アイテムポイント
腹巻きは睡眠時の必須アイテム。ゆるめタイプでリラックスして使いましょう。足先が冷えて眠れない人は、足指を1本ずつ包んでくれる5本指靴下が良いでしょう。

 

 

寝るときもお腹と首、足首をしっかり温める
いちばんのポイントはお腹を冷やさないことです。寝るときは体を締めつけないタイプでしっかり内臓をガードしてください。就寝時の少なくとも3〜4時間前に食事を終え、睡眠中は内臓も休ませましょう。
冬は、湯たんぽの使用が安眠の強い味方になります。電気あんかや電気毛布よりも優しい温かさが長時間続き、肌も乾燥しません。昔ながらの金属製や陶器製の容器に湯を入れるタイプは、カバーを手作りして楽しめます。さまざまなタイプの湯たんぽが市販されています。扱い時のヤケドと使用中の低温やけどには注意してください。
パジャマなどの寝巻きや寝具は下着と同様、なるべく天然素材100%が望ましいですが、絹はやや透湿性に欠けるので真夏は避けたほうが無難です。

 

 

押さえておきたい 寝具のポイント!
・できるだけ天然素材のものを選ぶ
・夏もタオルケットなどをかけて、お腹を冷やさない
・冬はケープで肩を覆ったり首にタオルを巻くなどして、冷気が入り込まないようにしましょう