体を温める成分満載である生姜を活用する方法は、飲んだり食べたりするだけではありません。
漢方薬で多く使われるように生姜には保湿作用や血行促進作用に消炎作用もあります。
湿布に使ったり入浴時に役立てることもできるのです。
体の外からから身体をポカポカに温め驚く効果を発揮するのです。

生姜の選び方 買うときのコツ 保存方法など。。

生姜は百邪(万病)を防ぎ、百邪を治す力を持っています
どのような生姜を選んだらいいのだろうか。実は生姜にも用途によってさまざまな種類がある。

 

もともと生姜は熱帯産なので、日本では温室で栽培しないかぎり花も咲かないし実を結ぶこともない。よって種子もできないのです。だから栽培するときは生姜の根茎の株分けをすりことになる。根茎を4月ごろに畑に植え込むと9月には「新生姜」が収穫できる。

 

葉つきの「新生姜」は梅酢に漬けたり味噌をつけて食べると何ともいえない旨さが口内に広がる。掘ってきた「新生姜」をしばらく乾燥させて保存したものが老姜といわれる。つまり普通に八百屋さんで売っている生姜であり「ひね生姜」ともいう。「ひね生姜」は種用根茎として翌年の栽培にも使うことができる。焼き魚の付け合せによく使われる「芽生姜」「谷中生姜」はひね生姜を種にして促成栽培された「もやし」というべきものなのです。

 

生姜を買う時のコツ

太くて張りがあり傷やシワのない生姜が新鮮で上等。
逆にブヨブヨして張りが無いものは古いものと考えていい。

生姜を保存する時

ラップに包んで冷蔵庫に入れておく。
10℃以下で保存するとなおいい。

生姜をすりおろすときのコツ

おろし金をアルミホイルの上に乗せ、その上からおろす。
アルミホイルごともち上げれば「おろし生姜」として用いることができる。

さまざまな効果がある生姜の活用代表的な活用法。。

さまざまな効果がある生姜を活用する方法は飲んだり、食べたりするだけではない。

 

生姜には保湿作用や血行促進作用、消炎作用もある。
湿布に使ったり入浴時に役立てることもできる。体の外から体をポカポカに温め驚くべき効果を発揮する。

 

病気は必ず血行が悪いところに生ずるものです。
なぜなら血液はさまざまな栄養素、酸素、白血球、免疫物質を携えて全身を回っているのであり、それが滞ればたちまちその部位は正常に働くことができなくなるのです。
例えば・・・
胃潰瘍や慢性胃炎のある人は、胃がある場所みぞおち部分が必ずといっていいほど冷たい。
また肝臓が悪い人は、肝臓の位置にする右季肋部(右上腹部)が冷たいです
婦人病や膀胱炎にかかりやすい人は、ヘソより下の下腹部が冷たいものだ。不妊症に人も同様であります。

 

腰痛や肩こり、首の痛みなどにも慢性になるとその部位が間違いなく冷たくなる。
これは明らかに血行が悪くなっているのである。このような「体の冷え」や「血行不良」を解消するための一番効果的な方法が生姜の活用なのである。このように万能薬である生姜には漢方や日本の民間療法で使われてきたさまざまな活用法があるのです。

 

生姜の代表的な活用法がを紹介します。

 

1、生姜紅茶
2、生姜湯
3、梅醤番茶
4、生姜湿布
5、生姜風呂

 

この5つは生姜療法の基本です。
まずはお好みや症状に合った使い方をこの中から探してぜひ体が温まる治療効果を実感してみてください。

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