冷え性の原因
冷え性は、寒い時期の季節的なものだと思っている人は多いと思いますが、冷え性は夏にも見けられる症状で、特に冷房病からくる冷え性は、現代人の深刻な悩みです。
エアコン完備が普通になっている現代、私たちのカラダは温度調整をする神経が鈍り、体温調節ができにくくなっているのです。また、飲みたいと思えば冷たい飲み物がすぐに手に入ることから、カラダが内側から冷える時間が長くなっていることも体温調節がきかない状況を生んでいる原因だといえます。もちろん、ストレスも大きな原因の一つです。現代はストレス社会と言われ、自律神経が影響を受けて体温調節機能を鈍らせている場合もよくあります。
人間には本来体温を一定に保つ機能が備わっていますが、血流が悪くなるとエネルギーを運べなくなり、冷えてしまいます。自律神経の機能低下はもちろん、低血圧、貧血、動脈硬化なども血流を悪くする原因です。血流が悪いと毛細血管までエネルギーが行き渡らず「冷えている状態」になるのです。