冷え性の種類
冷え性の原因から考えた場合、冷え性には大きく4つのタイプに分けることができます。
[低血圧からくる冷え性]
立ちくらみやめまいを伴う低血圧は、血液を手足まで行き渡らせる力を弱めます。その結果、手足を冷やします。この冷え性には下痢や便秘などの症状が出るときがあります。
[貧血からくる冷え性]
最も代表的な冷え性が貧血からくる冷え性です。ヘモグロビン量の不足によるものですが、主に偏食による栄養不足からきていると考えられます。この冷え性はカラダ全体の調子が悪くなり、また、全身が冷えます。顔色が悪くなり、疲れやすくだるくなります。
[自律神経失調からくる冷え性]
最近多くなってきたのがこのタイプ。自律神経はストレスの影響を受けることが多く、ストレス社会の今、これが原因で冷え性になっているケースが多く見受けられます。イライラしたり、無気力になる、息苦しくなるなど自律神経というカラダ全体のバランスを保っている場所特有の症状が現れます。
[ホルモンバランスの崩れからくる冷え性]
ホルモン分泌が盛んになったり衰えたりするときに冷え性になります。汗をかきやすくなり、生理不順、ほてりなどを感じることが多くなる時があります。思春期や更年期に多いのが特徴です。