なぜ体が冷えてしまうのか。原因は主に6つあります!

なぜ体が冷えるのか。
その原因は暮らしの中に潜む6つの要因に答えがあります。

 

ひと昔の日本人に比べると体温は1度下がりました。体温が下がるとさまざまな病気が引き起こされます。なぜ低体温化が進んだのでしょうか。
その理由は6つ。しっかり学んで、温め生活の転換を図ってください!


体が冷える原因は 暮らしの中に潜んでいます

現代の暮らしの中にその原因があります!

 

50年前に比べ、日本人の体温は平均で約1度低下しました。なぜ低体温化が進んだのでしょうか。その理由は6つあるのです。

 

筋力不足

手足の冷えなど女性に冷えを訴える人が多いのは、男性より筋肉量が少ないからなのです。筋肉は体温の4割以上を産生します。電化製品や車の普及などの生活が便利になった現在は、意識的に運動することが欠かせません。

食生活の変化

まず、今日の日本人は肥満や高脂血症などの生活習慣病が問題になるくらい、食べすぎの傾向にあります食べすぎると消化吸収のため血液が胃腸に集中し熱産生が低下して体温が下がります。第二は季節に関係なく一年中、体を冷やす食材を口にするようになったこと。第三は水分、ことに冷たい飲み物をとりすぎること。水分は入れるよりも出すことを意識するべきです。

ストレスフル

仕事などで長時間ストレスにさらされると、血流や自律神経がうまく作用しなくなり、体温と免疫力が低下し体にさまざまな悪影響をもたらします。

冷房の普及

最近の夏はどこも冷房が効いています。汗をかかない快適さと引き換えに、体のバランスを崩しているのです。

誤った入浴法

シャワーだけの入浴は体の汚れを落とすのに問題は無くても、体を芯から温め、体温を上げることはできません。

薬の飲みすぎ

甲状腺ホルモン剤とビタミンE剤を除けば、ほとんど医薬品は体を冷やす作用があります。特に鎮痛剤は要注意です。

体が冷える 要因別 冷えとり法

これで克服!
要因別「冷えとり法

 

筋力不足には
意識的に運動する
運動不足の現代人には有酸素運動や筋トレが必要です。下半身を中心に全身の筋肉を適度に使うウォーキングなら、運動が苦手な人も取り組みやすいのでないでしょうか。静かな筋トレと言われるアイソメトリック運動は短い時間で道具を使わずにできるので、オフィスなどでもおすすめです。継続的に運動すれば代謝が上がり、体の冷えも解消されます。

 

食生活の変化には
3つのルールを守る
健康のため食生活に気を遣う人は少なくありません。でも、体の冷えをとる食生活を理解しているでしょうか?ルールは3つ。@食べすぎないことA無理して水を飲まないことB体を温める食材(陽性食品)を上手に摂りいれること。最近、塩分の摂りすぎがが問題視されていますが、じつは塩って陽性食品で体を温める効果があるのです。

 

ストレスフルには
ためない暮らし方を
オンとオフの切り換えをすることが大事です。軽いストレスは脳を活性化させるので、日中はかまいませんが、その状態が夜まで続くと眠れなくなってしまい低体温状態になります。最悪はうつ病になるケースもあります。ウォーキングや運動などで体を動かしたり、半身浴や足浴などで体を温めると、リラックスしてよく眠れます。

 

冷房に普及には
服装や食べ物で
冷房対策として、まず服装に注意しましょう。スカートに生足は厳禁です。イチオシは内臓を冷えから守る腹巻きです。そのほか靴下を2枚履きするなど膝かけで太もも冷やさないようにします。ストールで肩や首を覆うのもいいでしょう。食事は、体を温める食材を意識して摂るようにしましょう。冷たいビールのがぶ飲みはNGです。

 

誤った入浴法とは
湯船につかる
冬はもちろん、夏もしっかり湯船につかる全身浴か半身浴がおすすめです。一定時間、湯船につかる入浴法は全身に血行がよくなり、体の芯から温まるので体温上昇は間違いなし。新陳代謝が促進され、肩こりや腰痛なども改善されます。ぬるめの風呂ならばリラックス効果も期待大です。風邪を引いたときなどは足浴でも同様の効果が得られます。

 

薬の飲みすぎには
自然治癒力を生かす
体のどこかが具合悪くなると薬を飲んで症状を抑え、病気が治ったと思っていますが、こうした化学薬品の多くは食品添加物や保存料と同じで、むしろ体を冷やしてしまいます。
しかも根本的な治癒に至っていません。体温を上げて冷えをとり、本来、体に備わっている自然治癒力を引き出す食事や暮らし方を心がけましょう。

 

体を冷やす 6大要因
なぜ冷えてしまうのか。主な原因6つをご案内しました。
ひとつずつ見直していけば、体の冷えは間違いなく改善されます。
しっかり学んで、温め生活の転換に図ってください。。