5、調味料

 

冷え改善の助っ人調味料
食材の次は調味料もチェックしよう!
好みの味のものをいくつか常備しておけば冷え退治料理の強い味方になること間違いなし!

少量でも血流効果ある唐辛子調味料や大豆パワーの発酵促進ある味噌やスパイスの効いた血流アップが見込めるカレー粉など冷え改善の助っ人的な役割を果たしてくれる調味料を案内します。

唐辛子 調味料

少量でも血流促進 効果抜群!

 

・知っておきたい有効成分
強力な辛味成分と色素成分がWで作用する
唐辛子の辛味成分であるカプサイシンは交感神経を刺激します。脳の指令によって熱が生み出されるために即効性があるのが特徴です。少量でも効果が得られます。摂りすぎると効果が薄れるために多量摂取は禁物です。カプサンチンは抗酸化作用に優れる赤色色素で、血流を改善する作用があります。

 

柚子胡椒
材料は青唐辛子なので赤色色素であるカプサンチンの効果は得られないが、カプサイシンは健在で、少量でもポカポカと作用を得られます。柚子の香り成分リモネンも血行促進に有効です。

 

豆板醤
唐辛子、そら豆、大豆、米、大豆油やごま油などを材料にして作られる中国の発酵調味料です。発酵による温め作用があるため、唐辛子をそのまま摂るよりも効果が得られる

 

タバスコ
丸ごとすり潰した唐辛子に塩と酢を加えて数年間発酵させて作られるため、独特の辛味と酸味がある。発酵パワーと酢のクエン酸による代謝アップや血液促進効果も期待できる

 

こーれーぐーす
島唐辛子を泡盛で漬け込んだ沖縄独自の調味料。泡盛に唐辛子の辛味成分が溶け出しています。アルコールにも血流促進作用があるため、少量かけるだけで身体が温まります

 

かんずり
新潟県の特産品。かんずりは寒い地方ならではの身体を温める調味料です。唐辛子を塩漬けにした後、雪にさらし、柚子、糀と合わせて数年間発酵、熟成させて作られる

カレー粉

血流アップの有効成分が一度にたくさん摂れる

 

・知っておきたい有効成分
色素や辛味成分など身体を温める成分がミックスされています

 

何種類ものスパイスが配合されたカレー粉には、冷え改善に有効な成分がたっぷり。
中でも色素成分であるクルクミンは血流改善作用に優れ代謝の要である肝機能回復にとても良いです。コショウの辛味成分であるビベリンも交感神経を刺激し、体温アップに作用します。配合されているショウガや唐辛子の辛味成分による温め作用も得られます。

味噌

大豆の血液 サラサラ作用と発酵の力で血流促進

 

・知っておきたい有効成分
大豆譲りの血液サラサラ成分が活躍

 

強い抗酸化力のある大豆サポニンは体内の脂質の酸化を防ぎ、代謝を促進させる働きがあるため、冷えだけでなく脂肪の撃退にも有効です。大豆レシチンは水と脂質を結合させる性質を持っているため血液中のコレステロールを溶かして血液をサラサラにして血液を改善します。発酵食品特有の温める作用も期待できます。

冷えを改善する調味料の摂り方

砂糖の摂りすぎは身体を冷やす

 

脳の唯一の栄養分である糖質は3大栄養素の代謝において最優先で代謝されるその糖質を過剰に摂ると、身体は糖質の代謝でてんてこ舞いになり他の栄養素の代謝に手が回らなくなり、代謝全体が低下し熱の産出量も減ってしまう。糖質はドリンクや加工品で無意識にたくさん摂っていることが多いので成分表示をチェックしよう。。

 

甘味を示す主な成分表示
ブドウ糖(グルコース) 果糖(フルクトース) ショ糖(スクロース) 乳糖(ラクトース) 麦芽糖(マルトース) 麦芽シロップ 水飴
転化糖 キシリトール マルチトール ソルビトール フランクオリゴ糖 ・・・など