食べ物で身体が温まる理由を知ることで冷え性を解消するヒントが隠されています。日々の生活と身体の冷えは直結しており食事はとても大事です。ご飯を抜いたりおにぎりやパンしか食べない食生活では冷える一方です。

○冷え性を解消する
⇒ 3つのキーワード!

 

食べ物で身体が温まる理由を知ろう!
冷え解消のための「3つびキーワード!」
日々の生活と身体の冷えは直結しています。食事もしかりです。ご飯を抜いたり、おにぎりやパンしか食べなかったりという食生活を送っていてはいくら靴下を重ね履きしても冷える一方です。まずは食事の大事さを知っておこう!

 

 

食べることは冷え退治の第一歩!
一生懸命にご飯を食べると身体が熱くなったり、食べ過ぎるとどっと疲れたりすることがありますよね、これらの原因は実は、ここに食事によって冷えを解消する3つのヒントが隠されているのです。

 

一つは「消化」です。
胃は食べ物を吸収しやすい状態にするために激しく運動します。これが胃の運動効果で、胃周辺の筋肉が激しく運動することでたくさんの熱が生まれるため体温がアップするのです。

 

二つ目は「代謝」です。
栄養を熱やエネルギーに変える「代謝」は体内における化学反応です。その化学反応に必用な栄養素が十分摂れていると代謝は円滑で、熱もたくさん生まれます。

 

三つ目は「交感神経」です。
辛いものを食べると身体が熱くなるのは、辛味成分が交感神経を刺激し脳が熱をつくるよう指示しているからです。食べ物によって交感神経をうまく刺激すれば、冷え改善に大きく前に進めるのです。

 

食べることは冷え退治の第一歩です。欠食したり栄養が偏っていると身体はうまく熱をつくり出せません。あとは食材の持つ力と特徴を知り、効果的に摂る方法を身につければ万全です。食事のコツをつかんで、賢く冷えを退治しましょう!

 

 

胃を健やかに運動させるためには、適度なタンパク質と食物繊維が必用です。食事を抜いてサプリメントや栄養ドリンクに頼ったり、肉抜きダイエットは避けたほうが無難です。

 

 

「消化」
消化は内臓の運動で、身体の中心から熱が生み出されます。

 

・食事は胃の筋トレです!食事抜きは冷えのもと
胃は食べ物と消化酵素を混ぜて粥状にするのが仕事。この作業で胃周辺の筋肉は大きく動きます。この筋肉運動が活発で、運動時間が長いほど熱産出量は増えます。3大栄養素では糖質、タンパク質、脂質の順で胃内滞留時間が長いが、脂質過多は血液ドロドロ、冷えのもとになりかねないです。しっかり摂るべきはタンパク質と食物繊維が豊富な野菜です。

 

 

「代謝」
食べ物をエネルギーに変える化学反応で多くの熱が生まれる。

 

・タンパク質を摂ると肝臓から多くの熱が身体にめぐる
代謝は栄養を熱やエネルギーに変えられる化学反応。その中心的存在が肝臓です。栄養素をエネルギーに変えるほかタンパク質を新たな組織につくり替える準備をしたり、多くの化学反応を起こして多量の熱を発生させています。肝臓は、多くの血液を循環させているため、発生した熱は血液に乗って全身へと運ばれるのです。

 

注)代謝には多くの栄養素が必要となります。おにぎりやパンだけの食事では代謝は停滞します。いろいろな食材を摂るように心がけましょう!

 

 

「交感神経」
辛味や酸味成分が交感神経を刺激 脳が発熱の指令を出します。

 

・脳の指令によって血流がアップし脂肪燃焼も促進される
辛味や酸性成分は体内に入ると交感神経を刺激します。ノルアドレナリンが放出され、体幹付近に多く存在する褐色脂肪細胞が活性化します。褐色脂肪細胞は脂肪をエネルギー源として熱を生み出すため、体幹から体温が上がってくるのです。

 

注)唐辛子に含まれる辛味成分は威力大です。生姜やニンニク、玉ねぎの辛味成分や、レモンや梅干し、酢の酸味成分も冷え退治に大変効果的です。