4、緑黄色野菜

 

血液サラサラ力に優れる緑黄色野菜は油と一緒に摂るのが鉄則!

緑黄色野菜 色の濃い野菜特有の色素成分に注目

緑黄色野菜に含まれる冷えの改善の有効成分は、ビタミンEと色素成分です。

 

ビタミンEは末梢の血管を広げて血流を促進させます。色素成分の代表であるカロテン、トマトの色素として知られるリコピンは、抗酸化作用に大変優れ血液をサラサラにすることで血液を改善します。さらに注目したいのがパプリカや唐辛子に含まれるカプサンチンという色素成分で、その抗酸化力はリコピン以上といわれています。血液サラサラパワーも非常に強いものを持っています。

 

どの成分も優れた血流促進力を持ちますが、吸収率が悪いのが唯一の弱点です。
油と一緒に摂ることで吸収率はグンとアップするので、油とセットで摂ることを習慣にしましょう。。

賢く摂るコツ

有効成分はすべて脂溶性油と一緒に摂ると吸収力アップ

 

ビタミンE、カロテン、リコピン、カプサンチンはいずれも脂溶性です。
そのままでは吸収率が低いが油と一緒に摂ることで吸収されやすくなります。
油で調理するほか、タレに使ったり仕上げに油をかけるなどの工夫をしましょう。

緑黄色野菜の豆知識

緑黄色野菜とはβカロテンが豊富な野菜

 

緑黄色野菜とは厚生労働省の基準で、可食部100gあたりのβカロテン含有量が600g以上の野菜と定められている(それ以下でも栄養価が高いものや食事頻度が多いものも含む)。見極める目安は色の濃さだが、中の色が薄いきゅうりなどは含まれないので注意しましょう。

知っておきたい有効成分

数種類合わせればさらに効果はアップ!

 

老化防止ビタミンとも呼ばれるビタミンEは強い抗酸化力があり血流促進にとてもいい働きをします。ビタミンCと一緒に摂ると抗酸化力がアップします。
紫外線への抵抗力を上げる働きもあるため美肌効果も期待できます。リコピン、カロテン、カプサンチンは赤や黄色系の色素です。いずれも優れた抗酸化力を持つが数種類を組み合わせて摂ったほうが効果は数段アップします。