リフレクを覚えて効果的な足裏マッサージを会得しよう。
リフレクで足裏の反射区を刺激することにより身体の各器官へ間接的に働きかけるリフレクソロジー健康な心身を保つための手軽なセルフケアを始めましょう。

手と腕が疲れないコツを身につけよう

足裏を刺激することで心身の健康維持・増進に役立つリフレクは手軽な健康法です。
ただ、力任せに刺激してもリフレクの理想の強さである「イタ気持ちいい」にはたどりつけません。リフレクでは指先や間接裏などの硬い部分を使い、狭い範囲に力を集中させるのがポイントです。刺激する手と反対の手で足を支え、力を外へ逃がさないようサポートすることも大切だ。一本の指で刺激するのではなく、他の指からも力を与えるように行うといい。手や腕だけでなく自分の体重をうまく利用するのもコツ。そのためには姿勢も重要です。

 

 

チェック1
リフレクを行うときはラクな姿勢で行おう
リフレクを行う姿勢に特別な決まりはありません。疲れないようラクな姿勢行うのがよいです。
床に座ってのほかイスやソファに座っても行えます。リフレクに道具は必要なく使うのは自分の手だけですから、いつでもどこでも気軽にできます。

 

椅子に座ってのリフレク
自分に合った座りやすい椅子を用意し、楽と感じる座り方ならどんな姿勢でもOKです。
ケアする足をもう一方の足にかけ、自分の体重をかけやすい位置におくと行いやすいです。

 

床に座ってのリフレク
あぐらをかいてリラックスできる姿勢で行います。
足裏を十分刺激するためには、自分の体重をかけると効果的です。
足裏の向きを体重をかけやすい位置にするといいでしょう。

 

チェック2
心地よい痛みを感じる指使いを覚えよう
必要以上に力を入れて行うと、手や腕が疲れるだけでなく足裏を効果的に刺激することができません。
また、リフレクでは、刺激する向きよりも刺激の入れやすさが大切です。
手や腕が疲れずに心地よい痛みのある「イタ気持ちいい」刺激を目指しましょう。施術中は両手を使うのがポイントです。刺激する手とは反対の手を支える手として、刺激しやすいように足を支えるといいです。加わった刺激を受け止める壁の役目を果たし、力が無駄に逃げるのも防げます。

 

ポイント!
刺激するのに使うのは親指の硬い部分。親指の指先や第一関節の裏を使いましょう。
硬くて面積も狭いので深く刺激できます。

□リフレクとは!

リフレクソロジーの略。リフレクソロジーとはリフレックス(reflex=反射)とロジー(logy=学問)を組み合わせた言葉で、足裏を刺激することで健康の維持や増進、心身のリラクゼーションを促す健康法のことです。

刺激するための二つの方法

基本の指使い
基本は「押す」と「滑らせる」。

 

狭い反射区を的確に刺激する時は押し、広い反射区を刺激する時は滑らせるなど、反射区のサイズによって使い分けましょう。

 

その@
押す
指先や第一関節の裏を使って、狭い範囲を的確に刺激しましょう

 

そのA
滑らせる
押し滑らせるイメージ。マッサージオイルやクリームを使うと楽です

全ての指を活用しよう

疲れないための工夫
親指の力だけで刺激しようとすると。過度の負担がかかって疲れてしまいます。刺激するときにはすべての指を活用しましょう。例えば親指で刺激する時はそのほか4本の指からも親指に力を与えるようなイメージで行うと親指の負担が減って疲れにくいです。

 

よい例
親指だけでなく、他の指からも力を与えるように刺激する

 

悪い例
親指だけで刺激するとすぐに疲れてしまいます

目指すはイタ気持ちいい

刺激の仕方
イタ気持ちいいリフレクを行うポイントは、親指の指先か第一関節裏を使うこと、爪が伸びている人は肌を傷つける可能性があるので指先ではなく間接裏を使うといいでしょう

 

その@
指先を使って
親指の先頭で体重を乗せるように深く刺激する

 

そのA
指の間接裏を使って
第一関節裏を反射区に当て、もう片方の親指で力を加える