冷え性克服 冷えのタイプ
自分の冷えのタイプを知ろう
冷えは万病のもと。体温が36度ない人は要注意!
手や足、腰などが冷たいと「冷え」を自覚している人もいれば心身の不調のもとに「冷え」がある人もいる。
冷え性を克服するにはまず、自分の「冷え」のタイプを知ろう。
あなたはどのタイプ?
「冷え」があるかもしれないチェック
冷えチェック、あなたはいくつ当てはまる?一つでもチェックがあったら身体が冷えている可能性大です。
質問:当てはまるものに□(チェック)をつけてください
□手足が常に冷えていて、なかなか温まらない(熱)
□時々頭痛がある (血)(メ)
□顔色が悪く、目の下にクマができる(血)
□冷房が苦手(熱)
□疲れやすく寝ても疲れがとれない(熱)(メ)
□少し運動するだけで息切れする(熱)
□夜、熟睡できない(熱)(血)(メ)
□夜中にトイレに起きる(熱)
□低血圧だ(熱)
□体温が36度以下(熱)(血)
□肩こりがひどい(血)(メ)
□ヒザ痛がある(血)(メ)
□下痢気味(熱)
□便秘気味(熱)
□イライラしやすい(メ)
□夏でも汗をかかない(熱)
□朝起きるのがつらい(血)(メ)
□生理痛がひどい(血)
□月経前に不快な症状が出る(血)(メ)
□やる気が起きず集中力がない(熱)(メ)
□貧血気味(熱)(血)
□痔である(血)
さらにチェック!
項目の後ろの(メ・血・熱)は、その症状が表れやすい冷える原因のタイプを示しています。
(メ)
メンタルが不安定 ストレス性タイプ
心の問題が冷えに直結しているタイプです。ストレスに弱く、イライラ、クヨクヨしがち。交感神経が常に緊張していることで血管が収縮し、血液がドロドロになる。血めぐりが悪くなるため、熱や酸素、栄養素、老廃物を運ぶ力が弱まり、身体の不調を引き起こす。身体の不調はパワー不足となり、心の冷えをさらに助長、負のスパイラルへと陥っていく。痛みは過度で不快なストレスの表れ。交感神経の極度な緊張はうつの引き金にもなります。
(血)
血のめぐりが悪い 血行不良タイプ
血行不良は老化現象の一つ。身体を冷やす暮らしや、身体を締めつけるボディスーツなど外的要因、メタボリックシンドロームを引き起こすような生活習慣、ストレスも血行不良の原因となる。血行不良による冷えは、痛みやこりとなって表れる。食べた直後に運動をするとお腹が痛くなるのも、消化のために胃に集まるべき血液がほかへ行ってしまうため。痔、月経痛、更年期障害、不妊症や不育症も血行不良との関係が深い。
(熱)
熱をつくる力が弱い パワー不足タイプ
虚弱で、筋肉がなく、エネルギーを生み出せないタイプ。胃腸も弱く、人によって下痢、便秘になりやすい。東洋医学では、血をつくる力、気をつくる力が弱いとされる子どものころから低体温の傾向にあり、そのため血のめぐりも悪くなり、ストレスにも弱い。心も弱いタイプ。過保護に育てられた結果であるもされる。また、低体温では酸素が働かなくなるため、遺伝子修復もおぼつかない。がん細胞が体温35度で最も活発になるのもこのためです。