冷え 貧血

女性の貧血の中で多いのが鉄穴乏性貧血です。
体内の鉄分不足がその要因

 

一カ月に一度のペースでの生理や授乳などでどうしても鉄分が不足しやすいからです。
貧血は体の冷えからくるもので、とにかく体を冷やさないこと、体を温める陽性食品を意識して食べることが大事です。


貧血で注意したいこと やっておきたいこと

鉄分を多く含んだ陽性食品を摂ることと、適度な筋トレも取り入れましょう

 

貧血

 

冷えた体を温めて
鉄分を意識して摂ろう

 

貧血の中で最も多いのが鉄穴乏性貧血です。体内の鉄分不足が原因です。女性の貧血の多くはこのパターンです。
理由は、だいたい1か月に一度のペースで生理があり、また出産や授乳などで女性はどうしても鉄分が不足しやすいからです。血液中の鉄分が不足して起こる貧血では、血液を体中に送ろうとして心臓や肺に負担がかかります。それで疲れやすくなるのです。

 

漢方では、貧血もまた体の冷えからくるものと考えます。
ですから、とにかく体を冷やさないことが大事です。体を温める陽性食品を意識して食べましょう。とくに鉄分を多く含んだものを選ぶことが大切です。
筋肉を鍛えることでも体内の鉄分保有量が増加します。無理のない範囲での筋トレも生活習慣にとり入れましょう。

 

貧血そのものは、さほど心配することはないのですが、時にはガンなどの重大な病気が隠れている場合もあります。症状が続く、若しくはいっこうに改善が見られない場合は病院での検査も検討してみてください。
また最近の研究によれば、ストレスも貧血の一因になることも考えられます。

冷えとりポイント

黒っぽい食材に注目しよう

 

鉄分を多く含んでいるのは、黒っぽい食材に多く見られます。
小豆、黒豆、ひじき、黒ゴマ、海苔、レバー、ほうれん草、プルーンなどです。
またセロリやパセリといったせり科の植物は、骨髄の血流をよくする作用があります。