冷えが原因 頭痛 腹痛

頭痛や腹痛は、単に冷えからくるだけでなくその奥には大きな病気が潜んでいる場合も考えられます。
まずは専門医に診てもらいましょう。

 

大事に至らない場合ならば、やはり水分代謝と血流異常からくる冷えが原因の可能性が考えられます。


頭痛・腹痛

原因は水分代謝と血流の異常。但し、隠れた病気も疑いましょう。

 

頭痛・腹痛

 

水血の循環を円滑にして慢性的な痛みを取り去る

 

頭痛や腹痛を簡単に捉えてはいけません。たくさんの複合要因があり、時には命にかかわる病気が隠れていることさえあるからです。まずは病院で診てもらうことを勧めます。病名が付かない程度で繰り返し起きるようならば、やはり水分代謝と血流の異常からくる冷えが原因の可能性があります。

 

漢方では、頭痛は脳を働かせるエネルギーが停滞して起きる、と考えます。ストレスなどで自律神経が乱れて血行が滞る、あるいは血管が拡張しすぎると痛むのです。体内の水分が停滞することでも同じ反応になります。鎮痛剤で痛みを抑えることはできますが、鎮痛剤は体温を下げて体が冷え、さらなる痛みに繋がります。体を温めるとともに余分な水分の排泄を促す生活習慣を身につけましょう。

 

慢性的にお腹の冷えを感じる人は、全身が冷えている証拠です。
体への悪い影響が心配されます。冷えのために血の流れが悪くなり腹痛が起こっているので、体を温めるよう心がけましょう。
腹巻きやカイロ、温湿布などで外から温めるほか、肩こり・腰痛と同様に、生姜のくず粉も効果があります。

冷えとりポイント

手軽に血行をよくするなら手浴や足湯

 

温かいお湯に手を浸すだけの手浴や足湯。簡単ですが、血行をよくする効果が高く、とくに上半身の痛みをやわらげてくれます。
洗面器にやや熱めのお湯を張って、10〜15分ほど手をつけます。自然塩をひとつまみ入れれば、より効果的です!