冷えはどこから

冷えはどこからやってくるのか?

 

西洋医学では
「カラダのほかの部分は全く冷えを感じないのに、手足や腰、背中、膝など特定の部位だけが特に冷たく感じるもの」で、検査をしても特に異常が認められない場合、と定義されています。西洋医学では病気としての『冷え症』ではなく『冷え性』とされ、血行が悪い体質、老化や更年期に伴って出てくる症状とされているようです。

 

東洋医学では
『冷え』は体の不調を知らせるシグナルであり、『冷え』が体にたまると病的変化を起こして『冷え症』になると考えられています。 

 

冷え性は、体質だからとあきらめている人も多いようですが、冷えに伴い、頭痛やめまい、立ちくらみ、肩こり、腹痛、食欲不振、肥満、膀胱炎、むくみ、便秘、下痢、生理痛などを引き起こす場合も少なくありません。最近では「冷え症」と症状で書かれる機会も増え、一つの病気として捉えられるようになってきています。

 

このサイトでは、からだの冷えが起こる原因 そして、冷えの改善策や対策などを説明しています。

 

冷えからの脱却は、いつも温かくぽかぽか状態に保つ事が健康の秘訣でもあります。

冷えは健康の大敵!このサイトから ぽかぽか術を会得してください!


冷え性 克服は 冷えない身体 をつくること。。冷えを克服する ポイント!

寒い季節は、特に手足や腰の冷えが気になります。
最近では夏ですら身体が冷えている人もいます。
冷え性を克服することは冷えない身体をつくることです。
身体も心もポカポカになるためのポイントを押さえて冷え性を克服しましょう。

 

冷え性を克服する6つのポイント!

冷えのタイプを知る!

冷え性を克服するにはまず、自分が冷えていることを自覚し、その原因を知ることが大切。
「冷えチェック」で自分の冷えのタイプを知ろう。。
無関係そうな症状も冷えが原因で起こっていることもあります。

何故冷えるのか?その理由を知る!

冷える原因はさまざまあります。
複数の原因が絡み合って冷えを起こしていることもあります。総じていえば、普段の生活習慣や生活環境の影響が大きいということ。服装や食生活、運動不足、ストレスなどからの日常が冷えをつくる原因になっていると考えられます。

食事で身体のなかから温めよう!

食べることは冷えをなくす第一歩です。
食事を抜いたり、栄養が偏っていると、身体は熱をうまくつくり出せないのです。まずは冷えに打ち勝つ栄養成分と食材を知ることから始めましょう。効果的に摂る方法をマスターすれば、あとはおいしく食べるだけです。

寝る前のボディケアで冷え対策!

冷え性の克服には心身のリラックスが大切です。
一日が終わり寝るまでの時間を心身のケアタイムに。身体のゆがみは血行不良につながります。骨盤のゆがみを正すエクササイズで全身のバランスを整えましょう。心身の状態を表す足裏のマッサージは冷えの解消にも役立ちますから毎日の習慣にしたいところです。お風呂では身体を温め心をほぐします。

冷えない身体づくりを意識、日々の生活に取り入れる!

眠ること、そして歩くこと。
毎日何気なくしていることが実は冷えない体づくりに欠かせないことなのです。質のいい眠りで心身の疲れをとり、冷えない身体をつくりましょう。歩くときは身体を温める歩き方を意識して、足元はもちろん全身を温めましょう。

冷えから脱却、便利グッズを活用!

冷え克服のため、生活習慣や生活環境を見直しましょう。
同時に毎日の生活のなかに「寝る前にできるボディケア」や「毎日できる身体づくりメニュー」を上手に取り入れましょう。より温かく、そして楽しみながら続けられるように、入浴グッズや骨盤グッズなどの便利グッズを活用するのもいいでしょう。

自分の冷えのタイプ 「冷えチェック!」

手や足、腰などが冷たいと「冷え」を自覚している人もいれば心身の不調のもとに「冷え」がある人もいます。

 

冷え性を克服するにはまず自分の「冷え」のタイプを知ることからはじめましょう。

 

あなたはどのタイプ?
冷えチェック!あなたはいくつ当てはまりますか?一つでもチェックがあったら身体が冷えている可能性有りです。

 

Q、当てはまるものにチェックをつけてください。
□イライラしやすい(ス)  □夜中にトイレに起きる(熱)  □手足がいつも冷えていてなかなか温まらない(熱)  □夏でも汗をかかない(熱)  □朝起きるのがつらい(血)(ス)  □自分は低血圧だ(熱)  □時々頭痛がある(血)(ス)  □顔色が悪く目の下にクマがある(血) □痔である(血)  □体温が36度以下(熱)(血)  □生理痛がひどい(血)  □月経前に不快な症状(血)(ス)  □肩こりがひどい(血)(ス)  □ヒザ痛がある(血)  □腰痛がある(血)(ス)  □冷房が苦手(熱)  □下痢気味(熱)  □便秘気味(熱)  □疲れやすい(熱)  □寝ても疲れがとれない(熱)(ス)  □少し運動するだけで息切れする(熱)  □夜、熟睡ができない(熱)(血)(ス)  □やる気が起きず集中力がない(熱)(ス)  □貧血気味(熱)(血)

 

項目後ろの(血 熱 ス)は、その症状が表れやすい冷える原因のタイプを示したもの。
あなたはどのタイプでしょうか?

 

(ス)ストレス性タイプ
メンタルが不安定
心の問題が冷えに直結しているタイプです。ストレスに弱く、イライラ、クヨクヨしがち、交感神経が常に緊張していることで血管が収縮し、血液がドロドロになる。血のめぐりが悪くなるため、熱や酸素、栄養素、老廃物を運ぶ力が弱まり、身体の不調を引き起こしています。身体の不調はパワー不足となり、心の冷えをさらに助長し負のスパイラルへと陥っていきます。痛みは過度で不快なストレスの表れで、交感神経の極度な緊張はうつの引き金にもなります。

 

(血)血行不良タイプ
血のめぐりが悪い
血行不良は老化現象の一つ。身体を冷やす暮らしや、身体を締めつけるボディスーツなどの外的要因、メタボリックシンドロームを引き起こすような生活環境、ストレスも血行不良の原因となります。血行不良による冷えは、痛みやこりとなって表れます。食べた直後に運動をするとお腹が痛くなるのも、消化のために胃に集まるべき血液がほかへ行ってしまうため。痔、月経痛、更年期障害、不妊症や不育症も血行不良との関係が深いです。

 

(熱)パワー不足タイプ
熱をつくる力が弱い
虚弱で筋肉がなくエネルギーを生み出せないタイプです。胃腸も弱く、人によって下痢、便秘になりやすいです。東洋医学では、血をつくる力、気をつくる力が弱いとされている。子どものころから低体温の傾向にあり、そのために血めぐりも悪くなり、ストレスも弱い。心も弱いタイプです。過保護に育てられた結果であるともされています。また、低体温では酸素が働かなくなるため、遺伝子修復もおぼつかなく、がん細胞が体温35度で最も活発になるのもこのためです。